こいちゃの日記

こいちゃの徒然日記へようこそいらっしゃいました。
仕事のことなども書き綴っていこうと思って始めましたが、関西の美術館&カフェ巡り日記になってしまってます・・・・
神社仏閣・近代建築も追加です。瓦と狛犬も見始めました。

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2009.03.13 Friday

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シェワダ高麗橋本店ビル@大阪

2006.05.31 Wednesday 17:31
八木通商を過ぎると、次に見えてくるのはフレンチの「シェワダ高麗橋本店」。三休橋筋と高麗橋筋の交叉する角にあります。

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このビルは、またまた辰野金吾さんの設計。1912年(明治45年)竣工の旧大阪教育生命保険ビル。
しばらく証券会社が使っていたようですが、フレンチ・レストランのシェワダが、このビルの外装は変えず内部のみ改装して移転、平成12年に高麗橋本店としてオープン。このシェワダは、大阪では、シェフの名を冠したお店のはしりじゃないかな???

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八木通商ビル@三休橋筋・大阪

2006.05.31 Wednesday 17:22
さて、中央公会堂を出て、栴檀(せんだん)の木橋を渡り、並木道のある三休橋筋を南下します。かっての船場のメインストリートの一つで、レトロビルが幾つかあります。くわえて、昔ながらの木造二階建の商店や飲み屋さんが残っているかと思えば、高層ビルもあり、という時代の流れを感じさせる通り。
平日は車もけっこう多く、お昼休みともなると、たくさんのビジネスマンやOLが歩いていますが、この日は日曜でとても静か。
以前アップした綿業会館も、この通りをずっと南に下ったところにあります。

三休橋筋の北の端まで来るのはひさしぶり。ン年前に行ったきりのカレーうどんのお店やひれ酒のお店がまだちゃんと健在だ〜 ところが、そのお向かいの白い高層オフィスビル、日商岩井ビルは「トレードピア淀屋橋」なんていう名前にかわっていました。びっくり!!! そ〜か〜 日商岩井はもうないのですよね。ニチメンと合併して「双日」とかいう聞きなれない名前(ニチメンのニチと日商の日を取ったのかな?)にかわってしまったのですよね〜・・・・少々しみじみしつつ、そのはす向かいにあるレトロビルをパチリ。
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「八木通商」さんの本社ビルです。(あちゃ、電信柱がで、でっかく写ってる〜A^^;) 東京駅や中之島公会堂を設計した辰野金吾の設計で、1918年(大正7年)に旧大阪農工銀行として生まれました。当初は煉瓦造りだったそうですが、国枝博が改装し、現在の外壁はその時のものだそうです。テラコッタのアラベスク模様に縁取られた窓や扉が特徴的です。

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中之島倶楽部@大阪市中央公会堂

2006.05.30 Tuesday 20:43
東洋陶磁美術館に行った日の続きです。

このあたりまで来た時の定番、中央公会堂のレストランカフェ・中之島倶楽部でお茶。
ツレがここはいったことない、というので案内です。
中央公会堂と中之島倶楽部については前回の記事をご覧くださいませ。

そういえば、前回の記事の京刺繍の長艸さんは、この公会堂のタペストリの修復に関られたようですね。

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珈琲と

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ツレが頼んだウィンナ・コーヒー。さっき見てきた薔薇のよう。

この日は奥半分が貸切でしたが、ひと息つくにはいいとこですね〜。中央公会堂は内部公開されてなかったのですが(なんとこの日ホールではボクシングが。コンサートだけじゃなかったのね〜)、中之島倶楽部と同じく地下にある「岩本栄之助記念室」には行ってきました。ここは公開日以外でもはいることができます。

この記念室では、明治の時代にこの公会堂を寄付して亡くなった栄之助さん(詳しくは前回の記事に)を紹介し、銅像や、遺品、辞世の句「この秋を 待たで散りゆく 紅葉かな」などが展示されています。亡くなった時は39歳だったのだ・・・若かったんですねぇ・・・・肖像は、うーん、いいお顔されてました。どこかのサイトにないかな〜と捜したら、野村証券の野村グループのサイトの社史「創業者野村徳七翁 18)野村商店の地盤の確立」のページに小さな肖像をみつけました。

さて、もう少し界隈を散策です。
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京繍 長艸の仕事展@思文閣美術館・京都

2006.05.28 Sunday 16:06
思文閣美術館で今日28日まで開催の「京繍 長艸の仕事展」に行ってきました。
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思文閣美術館は、京阪出町柳駅から今出川通りを京大のほう、つまり東へ歩いて5分ぐらい。思文閣会館の2Fにあります。母体である美術商・思文閣の社長・田中さんは、今「なんでも鑑定団」に出演してはります。

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京都の伝統工芸の一つ「京繍(きょうぬい・京刺繍のこと)」の作り手として、伝統を重んじながらも、枠にはまらず京刺繍の可能性を追求し、古典からファイバーアートまで、創造的な試みに挑戦し続けている長艸敏明、純恵夫妻の京都で初めての本格的な展覧会。NAGAKUSAの名を一躍世に知らしめたのは、1994年パリでの個展。4か月ものロングランをうちたて、エルメスからのディスプレイ作品の依頼、ジャン・ルイ・シェレルの依頼を受けてパリのオートクチュール出品作品への刺繍など、世界的に活躍の場が広がります。

能装束、鬘帯、小袖など伝統的な京繍作品に加えて、初公開の「洛中洛外図」などの作品もあわせて展示されており、最初の展示室には、長艸敏明さんご本人もいらしてお客さんに説明などされていました。
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大阪市東洋陶磁美術館@大阪・中之島

2006.05.26 Friday 16:27
ばらの小道を歩いて東洋陶磁美術館へ。企画展「牡丹-花咲く東洋のやきもの」、特集展「花のある器」(どちらも7月23日まで)が開催中です。美術館については過去記事を。
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牡丹が中国で観賞用として詩文に登場するのは5−6世紀、最高潮に達するのは唐代のこと。「百花の王」であり、「此の花に勝るものなし」と賞されます。しかし陶磁器の装飾紋様の主役は牡丹ではなく、架空の花・宝相華でした。やがて宋代に至って牡丹紋としての型式を定着させ、盛んになり、百花繚乱の時代を迎えます。朝鮮では宋代文物の多く渡来する高麗時代に盛行し、日本では、陶磁器の牡丹文は平安時代にあらわれますが、盛んになるのは江戸時代のことです。(説明文より抜粋好き勝手省略)

写真にある有田の「色絵 牡丹椿文 八角壺」、五彩 牡丹文 盤(「大明萬暦年製」銘)など(どちらも東洋陶磁のホムペに画像と解説があります)、数々の牡丹文様のやきものが並び、遅ればせながらの牡丹づくしを楽しみました♪ 

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バラの小道@大阪・中之島

2006.05.26 Friday 12:12
五感北浜本館を出て、難波橋を渡り中之島へ。橋から見下ろす薔薇園は満開で綺麗〜(5月21日)。全部はまわれなかったのですが、東洋陶磁美術館まで堂島川沿いのバラの小道を歩いていくことにしました。けっこうな人出。みんないい時期を良く知ってるのね。

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高層ビルと高速道路がバックなのは中之島ね〜

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ショッキング・ブルー
そういえばサントリーが青いバラの開発に成功したとかで、ばらフェスタ大阪に来てましたね。見に行けなかったけど・・

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五感・北浜本館@大阪

2006.05.24 Wednesday 17:53
先日、五感・北浜本館に行ってきました。
建物のレトロビルについては過去記事をご覧くださいませ。

日曜日の12時。3組ほど待ってました。名前を聞いてくれるので、行列をつくる必要はありません。待ち時間にこのあたりに不慣れなツレを駅のそばまで迎えに行ったり、1Fのショップでお土産をチェックしたりして、すぐに時間はたってしまいました。

またまたランチの「大地のデジュネ」を。
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相変わらずふかふかの美味しいパン! 写ってませんが野菜もいっぱい!
左のプチケーキは、チョコレート・ケーキにマンゴー(黄色いの)がはいってて、口のなかで酸味と甘味が程よくからんでおいし〜♪(*^^*)  ツレも喜んでくれました。

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通圓茶屋@宇治

2006.05.24 Wednesday 12:33
宇治散策の続きです。
どしゃぶりのなか、急いで歩いて宇治橋のたもとの「通圓茶屋」の茶房で雨宿りです。
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通圓(つうえん)は平安時代末永暦元年(西暦1160年)創業のお茶屋さん。ホームページによると、日本でいや世界で最初にお茶の商いをしたお店だとか。初代は狂言にもなり、七代目通圓さんは一休さんと親交があったとかで、一休和尚作の「初代通圓像」がショップに置かれています。豊臣秀吉から宇治川の水を汲む大役をおおせつかったそう。吉川英冶の宮本武蔵に登場したことでも知られていますよね。

現在の建物は 寛文12年 西暦1672年に建てられた建物だそうです。

茶房スペースでは、宇治橋や宇治川の流れを見ながらのんびりお茶できるのですが、この日の宇治川は濁流でした〜 あんなおっとろしい宇治川見たのは初めてです。

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若冲の「月下白梅図」再展示@MIHO MUSEUM

2006.05.23 Tuesday 23:32
ただ今MIHO MUSEUMで開催中のバーク・コレクション展。その第1期展示期間だけでひっこんでしまった若冲の「月下白梅図」が再展示されることになったと今日の夕刊にでてました。

MIHOのホムペにも

伊藤若冲の「月下白梅図」を会期中に再度展示することが決定いたしました。
 再展示期間:2006/05/30(火)〜2006/06/11(日)迄 ※06/05(月)休館


と出てました。

なんでじゃろーか。若冲人気だからかな。
MIHOのホムペにでている画像より本物のほうが数億倍もいいので、近々MIHOに行こうとお考えの方は、是非この期間に行かれることをオススメします。わたしはこの絵の前から去りたくなかった・・・・これを見るだけでもはるばる山のなかまで来た甲斐があったと思えるような・・・(えーと、実際に見て、趣味違う!と思われても、わたくし責任は負いません〜)

白梅図に代わって今展示中の双鶴図もモチロンでてるのよね〜、まさかひっこむのでは?と心配になってMIHOの展示替スケジュールをみたら、なんと予定変更で既に21日でもーひっこんでしまっているではないですか!ひど〜楽しみにしてたのに〜(;;)

以下のものもスケジュールが変更になってました。

116 谷文晁 瀑布図 桃山、江戸2 3/15(水)〜5/21(日)
103 長沢蘆雪 飲中八仙図 桃山、江戸2 5/23(火)〜5/28(日)
107 彭城百川 赤壁図 桃山、江戸2 5/23(火)〜5/28(日)
110 池玉瀾 牡丹に竹図 桃山、江戸2 5/23(火)〜5/28(日)

予定狂うじゃないですか・・・これみようと思うと今度の日曜日までには行かねばならぬのね・・ニョロ

それにしても、ただでさえ最寄の駅(石山駅)からでもバスで小一時間と不便なところにある美術館です。来館者のことを考えて、もう少し常設展示のスペースを削って、せめて展示替えは一回にしてほしいと思うのはわたしだけでしょーか。東京なんか展示替えナシだったらしいし・・・展示替え3回はキビシイですよね〜。


関連過去記事
MIHO MUSEUM
カフェPINE VIEW
バークコレクション第1期展示は明日まで

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さわらびの道@宇治

2006.05.23 Tuesday 22:11
三室戸寺を出て、てくてく歩いて宇治駅方面へ。わたしは京都にみっつほど行きたい美術展があったので、市内に向かうつもりが、母の「源氏物語ミュージアムの辺り歩きたい」の一言でこういうことになりました(半泣き)♪

三室戸寺を出て駅方面に歩いていくと、途中、道の左手に「平等院への近道」と標識が立ってるので、そこをてくてくいきます。
まずは源氏物語ミュージアムへ。 
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ここは緑が美しい。いつ来てもいいところです。うまく水を使った建物は癒しの空間です。
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