こいちゃの日記

こいちゃの徒然日記へようこそいらっしゃいました。
仕事のことなども書き綴っていこうと思って始めましたが、関西の美術館&カフェ巡り日記になってしまってます・・・・
神社仏閣・近代建築も追加です。瓦と狛犬も見始めました。

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2009.03.13 Friday

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旧大林組本社社屋@大阪

2006.03.30 Thursday 23:00
さて、更に土佐堀通を東へ。(西って書いてましたm( ;)m)
天神橋付近に現れたのがこれ、辻学園調理技術専門学校・中之島校の建物です。
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両側に鷹のいるアーチ型の玄関

ここにあることもすっかり忘れてたのですが、以前お向かいの大林ビルに来た時、前の辻学園の建物、由緒ありげ・・・なんだろう?と思ったまま、調べもせずにいたのでした。

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その他の建築・庭園@大阪 | comments(4) | trackbacks(1)

大阪会議開催の地の碑

2006.03.30 Thursday 22:43
北浜レトロを出て土佐堀通を東へ。
まず出会うのが「大阪会議開催の地」の石碑。
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料亭「花外楼(かがいろう)」のビルの1F、花外楼の入り口横にあります。花外楼は、幕末の天保年間に加賀の伊助と言う人が、ここで割烹料理の店「加賀伊(かがのい)」を開いたのが始まりだそう。

明治8年(1875)伊藤博文、井上馨の斡旋にて、大久保利通、木戸孝允、板垣退助がこの加賀伊に会し、政治の改革を論議検討し、わが国立憲政体の基礎を確立した。これが世に言う大阪会議。この大阪会議での話し合いの成立を祝って木戸孝允がこの店の屋号を改め「花外楼」と命名。これが現在の屋号の由来であり、以来政財界の巨頭に親しまれ・・・というような意味(原文のままではありません)の杉道助(16代大阪商工会議所会頭)の銘文があります。

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大阪の風景 | comments(4) | trackbacks(1)

北浜レトロ@大阪

2006.03.29 Wednesday 10:10
さて、隋心院ではなくて、大阪城梅林に行った日、ついでに少々史跡・建築巡りをしようと北浜からてくてく歩いていったのですが、北浜駅を降りて最初に寄ったのがここ、北浜レトロ。1Fが紅茶やケーキや食器を扱うショップで、2Fがカフェ。観光客が訪れる人気スポットのひとつ。
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このビル、北浜レトロビルヂング(明治45年完成)は、両隣・向かい側を高層ビルに囲まれて、生き残っている北浜の往時の面影を残すビル。国の登録有形文化財で、元は証券会社だったとか。設計者は不明。現在のオーナーが保存を目的にカフェに改装したと聞きましたが、いまや、新築のビル街の片隅でこじんまり営業しているたばこ屋の、背中も丸くなったお洒落なお婆ちゃんっていう感じ。
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美術館とカフェ@大阪 | comments(16) | trackbacks(2)

随心院梅林@京都山科

2006.03.29 Wednesday 09:30
京都国立博物館の前に行ったのが小野の随心院。京阪三条から地下鉄東西線で15分ほどだし、京博への移動が便利な梅林ならここかなとチョイス。梅だよりの表示が「満開」になったところでした。
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随心院は真言宗善通寺流の大本山。弘法大師御入定後、一条天皇の正歴二年(西暦991年)弘法大師より8代目の弟子にあたる仁海僧正の開基にして、古くは牛皮山曼荼羅寺と称されたそう。七堂伽藍が壮美を誇っていたそうですが、承久応仁の乱でことごとく灰となる。その後慶長4年(1599)に本堂が再建、以後、九条・二条両家より門跡が入山し再建なった。

随心院で有名なのが小野小町とはねずの梅。古来、小野の地には小野一族が住み、境内の「小町の化粧井戸」のあたりに、夫であった仁明天皇が亡くなり宮仕えをやめた小町が隠棲していたという。(滋賀の小野にも小野一族ゆかりのものがけっこうありますよね?) 
薄紅色のことを、古くは「はねず」ということから、「はねずの梅」と呼ばれている紅梅が、およそ200本あるそう。京都のなかでも遅咲きなので、市内の梅を見逃しても、まだここがある!っていうところ。
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鶴太郎さんの襖絵公開予定@善峯寺

2006.03.27 Monday 19:12
鶴太郎さんのカードで思い出したのですが、
善峯寺で鶴太郎さんの鯉の襖絵公開がありますね。
わたしは行けるかどうかわかりませんが・・・。

片岡鶴太郎特別展 
-日本一の鯉の襖絵-
「游鯉龍門圖」(ゆうりりゅうもんず)」

会 期 平成18年4月8日(土)〜4月16日(日)
平成18年4月29日(土)〜5月7日(日)  ※5/1(月)、5/2(火)はお休み
入 場 時 間 午前9時〜午後4時45分(午後5時閉場)
入 場 料  大人  500円  小中学生 300円     
 (※別途入山料として、(大人500円)が必要です。)
場所 善峯寺本坊
詳しくは
善峯寺のホムペに。

このホムペで時々楽しんでいるのは、JR東海の紅葉と桜の「そうだ京都行こう」のCM。関西では流れていないので嬉しいです。
このCMいいですね〜 こんなのみたら、どこに住んでても京都行きたくなります。長塚京三さんのナレーションもいいなあ・・・
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からくり人形師 玉屋庄兵衛の世界展@京都高島屋

2006.03.27 Monday 19:09
京博のあと、「からくり人形師 玉屋庄兵衛の世界展」を見るために、京都高島屋へ。ちょっと休憩したりないので再び甘いものを(笑)高島屋の3Fリフレクト・カフェで黒ごまワッフル・セットをいただいたのですが、写真撮り忘れ・・・。でも黒ゴマを練りこんだワッフルの外はパリパリ中はふわ、黒ゴマのアイスクリームも美味しかったです♪ お腹いっぱいになって夕食がわりになってしまいました。
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さて、なんの知識もないまま行った玉屋庄兵衛展でしたが、とても楽しかったです♪ 実演が↓のとおりしかないので、人形の展示と横のVTRで動きをみるだけだったのですが、茶運人形と弓曳童子ぐらいしか知らなかったわたしとしては、おおがかりな山車のからくり人形は、唐子のお顔とか、はずれて吹っ飛んでいきそうなぐらい激しく動く首とかはちょっとキョワかったけれど、オドロキの連続。お姉ちゃん人形の肩の上に飛び乗って芸する弟人形とか、キョワイけどほのぼのしてしまう。

玉屋庄兵衛は、京のからくり人形師、庄兵衛が享保19年(1734年)に名古屋の玉屋町に移り住んだことにはじまります。
当展では、現在で九代目となる玉屋庄兵衛の作品を中心に、江戸時代に描かれた図面から復元した「茶運人形」や座敷からくりの最高峰「弓曳童子」、さらに歴代の山車からくり人形などを展示。
また、製作工房を会場に再現するほか、京都・祇園祭で唯一の山車からくり「蟷螂山」を特別に展示いたします。
 (パンフより)

愛知のお祭りの山車の上で、色鮮やかな豪華な衣装を見にまとった人形が、細かな動きで様々な芸をする。尾張地方は山車からくりの宝庫なのだけど、戦災で焼けたものも多いそうな。もったいない・・・ 祇園祭の蟷螂山、カマキリのからくり人形も展示されていました。実演がみたかったけど、とりあえずVTRでどう動くかは見れるので、楽しかったです〜 18時からのトワイライトサービスで半額になりました。

◆午前11時・午後1時・2時・3時の毎日4回、からくり人形の実演が行われ実際に人形が動くところを見ることができます。
◆特に3月23日(木)・24日(金)・26日(日)・4月3日(月)は、九代・玉屋庄兵衛氏自身による実演です。
◆4月3日(月)の実演は午後1時・2時・3時の3回のみです。

※からくり人形は、温度・湿度などの影響を受けやすいため、その日の状況によって実演を見合わせる場合がございます。


グッズ・コーナーでは、値札のゼロをおもわず数えてしまった茶運人形と弓曳童子の予約販売、何千円かのプラスチックの茶運びちゃんにくわえて、なぜか鶴太郎さんのポストカードや色紙などがあり、鶴太郎さんのカードを買って帰りました(笑) けっこう気に入ったものが多くてあれもこれも欲しかったな。

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七条甘春堂 且坐喫茶@京阪七条

2006.03.27 Monday 14:40
京都国立博物館を出たあとは、疲れたので、七条駅までの道沿いにある七条甘春堂の「且坐喫茶(しゃざきっさ)」で休憩。

ホントは、豊国神社の前にある「甘春堂東店 茶房しほり」に行きたかったのですが、あそこの茶房は営業時間が17:00までなので無理。で、七条甘春堂さんへ。ここは、17:30ラストオーダーで18:00までなので、なんとかセーフ。

この七条甘春堂は、同じ甘春堂という名がついていますが、豊国神社の参道に本店・東店のある甘春堂さんとは別会社のようです。お店の歴史は一緒なのに・・・(^^;) お菓子も似たものがありますよね。
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抹茶と主菓子セット(¥735)をいただきました。太閤さんの掛け軸とお雛様が飾られたお床のある和室にお座布団。風炉をはさんで二人が向かい合って座り、お菓子とお茶はお膳ででてきます。自分でたてるか、やってもらうか選べます。自分でたてますというと、お茶筅がついてきます。

うーん、お菓子が、あまりコノミでなかったのが残念。中はつぶあんだったし・・(こしあんのほうが好きなので) でも京博のすぐそばで、茶蕎麦などもあるので便利は便利。

このあと、時間も遅くなったので、急遽予定を変更、京都高島屋で「からくり人形展」をしているのを思い出して四条河原町に向かいました。デパートの展覧会は20:00まで開いてるのが嬉しいですよね♪
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オブジャン・カフェ@京阪七条

2006.03.27 Monday 12:21
京都国立博物館に入る前にまずランチしました。お目あてのところが満席で並んでいたので、ネットでみつけて一度入ってみたかった「オブジャン・カフェ」に。京阪の七条駅を降りて地上にあがり、京博とは逆方向、七条大橋を西へ渡ってすぐの北側にあるリバーサイド・カフェです。サイパンのオブジャンビーチをイメージしているらしい・・・

お天気もよく、ぽかぽか陽気。大きな窓から東山が〜
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18世紀京都画壇の革新者たち@京都国立博物館

2006.03.26 Sunday 23:06
色々ネタがたまっていますが、まずは期限のあるものから・・・・

京都国立博物館の特別展観 文化庁海外展帰国記念「18世紀京都画壇の革新者たち」(4月9日まで)に行ってきました。本館での展示ですが、料金は平常展と同じ。

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17年12月から18年2月にかけてサンフランシスコ・アジア美術館において開催され好評を博した「Traditions Unbound - Groundbreaking Painters from Eighteenth Century Kyoto 18世紀京都画壇の革新者たち」の凱旋展覧会です。

18世紀の京都の8人の画家たち、始興、応挙、芦雪、大雅、蕪村、呉春、若冲、蕭白を取り上げたこの展覧会。あまりにも素晴らしくて、もうアレコレ言いたくない・・・・・・本当は、もう一回行ってから落ち着いてアップしたかったのですが、読んでくださっている方もあるので・・・・・って、こんな文↓ではねえ・・読んでくださっている方ごめんなさい(大汗;)。ともあれ、興味のある方は是非ともどうぞ! 各々の画家の、そしてこの時代の持つ凄みのあるパワーがびんびん伝わってくる展示です。

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一竹辻が花回顧展@大阪高島屋

2006.03.26 Sunday 11:53
大阪高島屋で開催中の「一竹美術館開館10周年 久保田一竹辻が花回顧展」(4月3日まで)にいってきました。
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室町時代に栄え、江戸時代初期、つまり300年ほど前に忽然と姿を消した「辻が花」。そのため幻の絞り染めとも言われるそう。久保田一竹は20歳の時東京国立博物館で見た室町時代の「辻が花染め」の魅力に取りつかれ、召集・復員後、40代から辻が花染め再現のための研究を開始、食うや食わずで20年を過ごし(ついてきた奥さんも偉い〜)、60歳にしてやっと納得のいく作品を完成、国際的に高い評価を得ます。戦場で、辻が花を染めずに死ねない!と思い帰ってきたとか。その執念を感じられる辻が花の数々を見ることができます。

「一竹の命を染めしこの辻が花生きよ華やげ幻ならで」

本当にこの言葉がずしんと心に響く一竹さんの世界です。最初の作品「幻」は、夜の闇に桜の花が浮びあがる幽玄の世界。これ好きだなあ。深い黒い地の部分に、赤も紫も様々な色が見えるようなのは、布を買うお金もないため、何度も何度も染め直した結果なのだそう。

「富士」のシリーズと宇宙を表現した「光響」も出来上がった分だけ来ています。作り手の執念と情熱を感じる作品達でした。このオーラを放つ作品群の前には、好き嫌いも吹っ飛んでしまいます。

スミソニアン自然史博物館でで一竹展が開催された時、一竹辻が花の能衣装を着て公演を行った能楽師・梅若猶彦さんの言葉もビデオで流れていましたが、「皮膚と衣装が対話して、そこから生まれてくる動きがある」というような事をおっしゃってましたが、展示品を見ていると、それも納得。命がこめられた衣装を身にまとうと、身体にそれが乗り移り、つきうごかしそうですよね。スミソニアンの時の衣装も展示されていました。

行ってよかったです〜♪
 
一竹さんのビデオのダイジェスト版や一竹美術館での舞踊公演「舞衣夢(マイム)2005 富士山縁起・富士を護りて数千年」のビデオも流れていました。

久保田一竹美術館のサイトのトップページの一番下の回顧展のリンクにアクセスすると、幾つかの展示品の画像があります。

この回顧展は読売新聞主催なのですね。
高島屋カード提示で半額です。
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