こいちゃの日記

こいちゃの徒然日記へようこそいらっしゃいました。
仕事のことなども書き綴っていこうと思って始めましたが、関西の美術館&カフェ巡り日記になってしまってます・・・・
神社仏閣・近代建築も追加です。瓦と狛犬も見始めました。

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2009.03.13 Friday

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大和文華館と、カフェ@奈良公園

2005.08.30 Tuesday 10:33
先日書いた「松伯美術館」のあと、「大和文華館」に行きました。
所蔵品による「神仏-信仰と造形-」展(10月2日まで)が開かれています。

大和文華館は、近鉄学園前駅南口から歩いて7分ぐらいのところにあります。
こちらも近鉄がかかわっており、近鉄の創立50周年を記念して1960年に開館したそうです。
東洋の古美術のコレクションで知られています。

入り口はこんな感じ。
大和1
----ですが、建物自体は少々高台にあるので、ここから両側に木々の茂る道をテクテク登っていって・・・・
大和2

やっとエントランスが見えてくるのでございます。
大和3
蔵みたいな、美術館にしてはちょっとかわった建物ですよね。金沢城の三十間長屋も思い出します。
この海鼠(なまこ)壁、この建物の特色のひとつです。展示場のなかには小さな竹庭がつくられており、
光をとりいれた造りになっています

今回の「神仏-信仰と造形」は、ガンダーラから江戸時代まで、時代、地域もさまざまに、
信仰を軸として造形がどう変化していったか、を所蔵品でたどった展覧会です。
ひらたく言うと、"地域によって時代によってお顔や衣装、描かれ方が異なってくる仏さまや神さま"
ってことだと思うのですが、限られた展示スペースで数少ないながらたどっていくことができ
興味深いものでした。
大和6

展示品は、国宝「一字蓮台法華経」、重文は「常暁請来目録」、「銅板地螺鈿花鳥文説相図
柿本宮曼荼羅図」「笠置曼荼羅図」などなど・・
「一字蓮台・・・」は平家納経にならぶ名品だそうです(学芸部の方のお話しの受け売りです)。
銀も美しく残っており、蓮のうてなの上にホントに一文字一文字お経が書かれてるんです〜♪

高麗の「楊柳観音図」も展示されていましたが、流れるような透けた衣装の描きかたなど、
とても優美でなまめかしさを感じる観音さまです。現在、高麗仏画というのはとても人気があり、
問題にもなっているそうですが、それもわかるような気がします。

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松伯美術館とカフェ@学園前・奈良

2005.08.28 Sunday 22:52
奈良の松伯美術館へいってきました。
上村松園・松篁・淳之展I」が8月28日(日)までの開催でした。ギリギリ_( -"-)_ セーフ!です。

松伯美術館は、1994年松篁・淳之さんから寄贈を受け、近鉄の協力を得て、
上村松園から三代の作品を展示・紹介することを主な目的として
故佐伯勇近鉄名誉会長旧邸の敷地に開館した美術館です。

近鉄学園前駅からバスで5分、大淵橋のバス停でおりて大淵橋を渡ってすぐのところにあります。
これが大淵橋から松伯美術館をみたところです。
松1−1
大淵池のそばにあり、明るく自然にあふれた気持ちのいい場所にあります。

門をはいると長いアプローチが続きます。
松1−2 松1−3 
(車椅子の方には駐車場からエレベーターがあります。)

多面形のガラスのエントランスです。
松1−4
右にちらっと見えるのは枝垂桜です。春は綺麗でしょうね。

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ボローニャ国際絵本原画展とミュージアム・カフェ@西宮香櫨園

2005.08.26 Friday 00:00
西宮市大谷記念美術館で開かれているボローニャ国際絵本原画展(9月25日まで)に行ってきました。
阪神香櫨園駅から歩いて10分くらい、閑静な住宅街のなかにあります。
美術館まで道に矢印を出してくれているので、それをたどりながらいけます。

大谷記念美術館は、1971年、大谷竹次郎(元昭和電極社長)さんが
長年にわたって収集した近代絵画を中心としたコレクションと宅地を
西宮市に寄贈したことから、はじまった美術館だそうです。

入り口はこんな感じ・・
おおた1  おおた2

ボローニャ原画展はこの美術館で毎年開催されており、ファンも多いのですが、ワタシははじめて・・・
忙しい時ってあまり絵本に心惹かれる時ってなかったのですが・・・
パンプのアンドレスさんのイラストがあまりにかわいいのでつい行ってみる気になりました。
おおた3

でも主人公はこの毛糸に絵筆で色をつけている羊さんじゃなくて、
上のほうに描かれているネコちゃんだったのね・・・

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ミッフィー展とカフェ@大丸・京都

2005.08.25 Thursday 00:00
京都大丸のミッフィー展- 50 years with miffyに行ってきました。
他の美術館をまわった後、夕方遅くにいったので、残念ながら
1日30個限定というミッフィーの頭型パンをゲットするのはアキラメて・・・・・

窓口で朝日友の会員のカードを出したらチケットをくれました。
カード・サイズなのが面白くてかわいいね。

原画に加えて、ミッフィーが暮らすオランダの映像や、ブルーナさんの愛用の自転車、
アトリエなども紹介されていました。

それにしても、miffyちゃんの絵本ってすごく手間がかかってるんですね。
まずトレーシング・ペーパーに鉛筆で下書きして透明フィルムに焼き付けて、色をきめて・・・・・・・・
知らなかった〜。

超シンプルなミッフィーちゃん。
ミッフィーちゃん自身はペケ型のおくちなんですが、
おじいちゃん、おばあちゃんは、それに横一本線をたしたおくち。
それだけで、おじいちゃん、おばあちゃんってわかるのがすごいですね。

グッズの売り場はすごいひと・・身内に頼まれていたので、かわいらしく、
miffy 50th anniversaryと書かれたミッフィーちゃん型のマグネットとポストカード買って帰りました。

ミフ1

カフェは、先日の記事にも書いたとおり、お抹茶飲みたかったので、
地下1Fの和カフェ・イオリへ・・・
やっと生菓子とお抹茶にありつけました(;;)

io

大丸ミュージアム京都のwebsite
朝日新聞ミッフィー展 website
和カフェ・イオリ(IORI)website

そうそう、帰りに地下で、我が家の「京都・デパチカグルメ」の定番、
「半兵衛麩」の「麩饅頭」と「お麩の煮いたん」をゲット、
汲みあげ湯葉がなかったので、隣の「湯葉弥」さんで「汲みあげ湯葉(五枚入り)」を買って帰りました。
湯葉弥さんは、ワタシは初体験、汲みあげ湯葉に五枚入りって???っと思ったら、
ホント湯葉の形になりかけた汲みあげ湯葉でした(ただしい表現かな?)。
まるで汲み上げ湯葉のミルクレープ・・・堪能・・・
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樂美術館とカフェ?(;;)@今出川付近・京都

2005.08.24 Wednesday 14:09
雨雲に誘われて(暑くないし・・)上京区の樂美術館へ行ってきました。
堀川中立売バス停から歩いて5分ぐらいのところにあります。
地下鉄だと、今出川駅から歩いて13分ぐらいです。

樂美術館は、樂焼の家元、樂家の歴代の作品を展示しており、
住宅街のなかにある静かで清潔感のある美術館です。
9月4日(日)まで「季節にふれる楽歴代の名品 
シリーズ 樂ってなんだろう・親子で見る展覧会:
第4期展 夏とあそぶ -粘土を知る
」が開催されています。 
毎年夏休みの時期には子供むけの分かり易い解説を添えた展覧会
があり、子供むけならド素人のわらひにもぴったりだろうと(^^)
以前から行きたかったのですが、今年やっと行くことができました。

らく1  らく2

ちょうどその日は、「親子で見る樂茶碗鑑賞会」という
子供のための会があり、「よろしかったら後ろからごらんになっていって下さい」
と言っていただき、"ダイのオトナ"ひとりでしたが、当代、
つまり十五代樂吉左衛門さんのお話しを幸運にも聞くことができました。

樂家に伝わる古い粘土や現在使用されている粘土が展示されていて、
子供たちは触ることができます。
参加した子供たちは楽しそうに指でピコピコ押してましたっけ。
樂家では採取した土はすぐに使わないのだそうです。
長い間寝かせておいて、孫やひ孫の代になって使うそう・・・
だから当代の吉左衛門さんも孫・ひ孫のために土をみつけるのだそうです。
すごい話ですよね。

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奈良へ行こう!のトラックバック・ピープルつくりました。

2005.08.19 Friday 21:40
「奈良へ行こう!」のトラックバック・ピープルつくりました。

京都についてはいろいろなトラックバック・ピープルがあるのに、
奈良については少ないのはさみしいなあ・・と。
関西の雑誌も京都についてはよく特集するんですが、奈良は少ないですよね。
いいとこあるんだけどなあ・・・とか、こんなことしてるんだけど・・こんなことありました・・とか、
奈良の魅力・情報なんでも!
観光や用事で行った方、地元に住んでらっしゃる方、教えてください。
よろしくお願いします<(_ _*)X(*_ _)>

トラックバックURLはこちらです。http://member.blogpeople.net/tback/03595
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堂本印象美術館とカフェ@きぬかけの道・京都

2005.08.19 Friday 10:18
曇り空に誘われて、先日、堂本印象美術館に行ってきました。
きぬかけの道沿いに金閣寺から竜安寺のほうに歩くと約20分ぐらいかな。
バスだと美術館の真ん前に「立命館大学前」のバス停があります。

堂本印象の画業-初期から晩年までの名作選」(10月2日まで)が開かれています。
展示替えがあるので、「木華開耶媛」と「交響」の展示されている21日までにいきたいな、
と暑い〜(;´д`)ゞなか、はるばる出かけていきました・・

えっ・・・これガウディ??と思ってしまいそうな建物のデザイン。印象自身の設計で、外観だけじゃなく、扉や階段の手すり、椅子、細かいところまで凝っています。これが建った時はさぞみな驚いただろうな・・・


  木華開耶媛はやっぱり魅力的・・・幸福に輝いている時代ってこんなかな・・・


印象は、後年、抽象画へと進んでいきます。きっかけは、61歳の時の欧州旅行だったとか・・・
同一人物が描いたとは思えない画風の作品が同じ部屋に展示されています。

画家としては、一つの形式が完成すればすぐそれを打破し、いつまでもそこに安住せず、気前よくそれを打ち捨てて次の段階を目指して進まねばならない・・・固定することのない絶えざる創造的発展、それを次から次と繰り返していく・・・その都度画業は上昇を遂げるのである。」

すごいエネルギー・・・
ワタシも頑張らねば〜・・あと2、3回は人生生きなおせそう・・・o( ̄ー ̄;)ゞ
美術展のいいところは、造り手が作品に込めたエネルギーを
多少なりともらって帰れるところですね
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京土産 −久在屋のお豆腐

2005.08.18 Thursday 09:14
久在屋のお豆腐・・・(^^)

口に入れるとまったりとして、こ〜い豆の味がふわっとひろがる。

 「あんさん、豆やろ、隠してもわかるえ( ̄▽ ̄)」

と言いたくなる・・(隠してないけど)、豆腐はマメからできてるのだ、と実感する味。
そのままの味をあじわいたいし、このお豆腐には薬味もお醤油もオジャマな気がするので、
我が家では何もつけずにいただきます。

まったりおぼろも、すっきり絹こしもどちらもすき。
石臼挽きよせ豆腐「禅」は紫のきんちゃくにはいっていてかわいい。
禅は600gもあるので、食べれない〜と思っていたけど、しっかり完食してしまいました。

日本人でよかった〜と思う。
「日本各地の生産者の魂を豆腐にしました」って
パッケージに書いてあるけど、は〜さよか〜と☆ミ凸ヽ(^-^) タイコバン!

本店は遠いので、京都高島屋に行く機会があると買ってたのだけど、
最近では大阪高島屋で常時手に入るようになりました。
うれし〜ヾ( ~▽~)
いくと、いつも「おあげはいかがですか〜」と聞かれるので、
今度はおあげも買ってみようかな?
くみあげ湯葉もきになるな〜・・・

   久在屋


久在屋 website

京都おいしいもの | comments(2) | trackbacks(0)

京土産 - 京菓子司「ますね」のお干菓子

2005.08.15 Monday 11:32
京都の美術館に行った帰り、
久しぶりに河原町三条の角にある「ますね」のお干菓子を
買いました。

かわいいので、食べられる前に写真にとっとこ♪

お干菓子はかずかずあれど、ここのは庶民的で
かわいくて、季節感があって、みているだけで楽しいお菓子ですが、
食感もいろいろで口にいれてもけっこうイケル〜。



金魚や、その下は鮎かな?


夏は「うちわ」のお菓子がはいっていますが、祇園祭がおわると
大文字柄のうちわになります。
ますね

おなすもすいかも〜♪
ますね
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京都おいしいもの | comments(8) | trackbacks(0)

黒壁ガラス鑑賞館(現在は黒壁美術館)とカフェ@長浜

2005.08.12 Friday 10:18
近江の国が大好きです。

なかでも長浜は何度となく訪れています。

JR大阪駅からでしたら30分毎にでる長浜行きの新快速で90分、
琵琶湖の湖岸線と黄金色に輝く田園を西に、美しい彦根城をすぎると
終点が長浜の駅です。

長浜には、8月2日にちらっと書いた「北国街道安藤家
の魯山人のほか、いろいろ楽しい場所があるのですが、
オススメは、黒壁ガラス鑑賞館です。
去年黒壁美術館に名称変更したそうです。

黒壁美術館   

長浜に来るのは、半分はここにくるのが目的なので必ず寄ります。
ガラスのアクセサリなどを販売している黒壁ガラス館は、
いつもひとでいっぱいですが、この美術館は入館料がいるせいか?
・・すいていることが多いのです。せっかく長浜まできてここ観ないの
もったいないなあ・・・

美術館の建物は江戸時代末期に醤油の製造卸売問屋
として栄えた豪商の邸宅だそうです。
箱階段や連子格子など日本情緒あふれる町家です。
本座敷は江戸中期の武家屋敷を移築したものだそうで書院造りです。

各部屋には、古代から現代まで西洋のガラス美術品が
見事にセンスよく展示されていて、
異なるものがお互いを引き立て相乗効果を生み出しているようで、
ため息がでてしまいます。

展示品も素晴らしいです。
ローマン・グラスから、ガレ、ロブマイヤー、
現代美術の作品・・ジィンマーマン、トーマス・レムケ、
こいちゃ好みの作品がずらり・・

ガレやラリックなどの作品がすきな方はたくさんいらっしゃると思いますが、
そんな方も、ここの現代美術のコレクションをみると、
現代ガラス・アートってこんなに多彩でこんなに豊かなの!って
実感できるのではないでしょうか。
全く現代ガラス・アートを知らなかったこいちゃがそうでしたので・・・(^-^ )
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美術館とカフェ@滋賀 | comments(0) | trackbacks(0)