先日アップした「四天王寺名宝展」の際、四天王寺界隈を少し歩いてきました。生まれも育ちも大阪ですが、この辺りははじめて。地図を買って道に迷いながら散策。その時撮ったものをぼつぼつアップします。
まず、JR天王寺駅に着き、駅の西口を北にでて、四天王寺詣での定番?「谷町筋北上〜石の鳥居」ではなく、すぐ前を通る玉造筋を北東へ、大阪社会保険事務所のある角を北へ曲がり、北上、四天王寺の南大門へ向かいました。
南大門に続く道は、庚申街道と言われたゆるやかな坂の道。ここには史跡が多いのです。
てくてく歩いて、まず出会ったのが、↓四天王寺名水のひとつという「
谷の清水(清水の井戸)」と地蔵尊。
左に写っている屋根付き井戸(青いひしゃくがのっかってます)を覗いてみたのですが、なみなみと水が・・・。
天明9年(1789)の「摂州大阪地図」に本清水としてこの井戸の所在が示され「摂津名所図会」には谷の清水、庚申堂の南一丁ばかりあり。
清泉にして甘味あり、四天王寺名水のその一つなりというと出ている。
この地の旧字名、清水はこの井戸から出た名であって今一般には清水の井戸と呼ばれている。(井戸の駒札より)
つまり、少なくとも200年前から水が湧き出ているってことですね
「清泉にして甘味あり・・・」飲んでみたいな〜